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【カナヘビの飼い方完全ガイド】飼育環境のたちあげ方と必要な飼育用品9選

  • カナヘビ飼育の基本知識や方法を学びたい
  • カナヘビを飼うための、飼育用品の選び方や必要なアイテムを知りたい
  • カナヘビの初期費用や維持費について理解したい
  • 飼育中の疑問や悩みに対する解決策を探している

本記事では、このような疑問や悩みを解決します!

私たちの身近に住む生き物であるカナヘビ。可愛く魅力的な見た目は、好奇心旺盛なこども達にとってはアイドルそのものです。

子どもたちが学校帰りにカナヘビを捕まえてきて、そのまま家にあった虫かごで飼い始める、といったご家庭も多いのではないでしょうか。

カナヘビのお世話自体は、そこまで手間のかかるわけではありません。

しかし、カナヘビの特性を理解し、適切な世話をしなければ、カナヘビを長く飼うことはできません。

カナパパ
カナパパ

正しい飼育方法を理解したうえで、飼育環境を整えなければ、カナヘビは徐々に弱り、1か月もしないうちに死んでしまうでしょう。

この記事では、カナヘビ飼育に必要な基本知識や飼い方のポイント、初期費用やメンテナンスなど、素敵なカナヘビライフをスタートさせるための情報をお伝えします。

カナヘビの飼い方について学ぶことで、初心者でも安心してカナヘビ飼育に挑戦できます!

あなたがカナヘビにとって最高のパートナーになれるよう、ぜひこの記事を参考にしてください。

動画でも解説しています

カナパパってこんな人

目次

私たちの身近にいる健気な生きもの “カナヘビ”

カナヘビ
アオカナちゃん
アオカナちゃん

あなたは、「カナヘビ」という生き物をご存知ですか?

カナヘビは、私たちの身近な自然環境でよく見かける小型の爬虫類です。

名前に「ヘビ」とつきますが、カナヘビは「ヘビ」ではなく「トカゲ」の仲間です。民家の庭や草原・土手・雑木林などに生息しています。大きさは手のひらサイズ、その小さな体で柔らかい昆虫を捕食しながら、懸命に生きています。

日本には6種類のカナヘビが生息しています。もっともポピュラーな種はニホンカナヘビで、日本全土に生息しています。

カナヘビの愛くるしいビジュアルから、こどもたちにとっては「アイドル」そのもの!もうすぐ小学生になる息子の友達の過半数がカナヘビを飼育しているという人気っぷりです。

カナヘビの生態についてより詳しく知りたい方は、下の記事でまとめていますよ。

カナヘビ飼育に必要なもの9選

カナヘビをペットにお迎えするには、飼育下で自然環境を再現してあげる必要があります。

カナパパ
カナパパ

カナヘビを2年半飼育してきた私が最終的に行き着いた、カナヘビ飼育用品BESTセレクションをまとめました。

Bestセレクション一覧

飼育ケージ床材水入れカルシウム
パウダー
紫外線ライトバスキングライトシェルター人工水草
オススメ商品
アクリルケージ
※記事内リンク
ハスクチップ
※記事内リンク
なんでもOK
※記事内リンク
レオパ
ブレンドフード

※記事内リンク

カルシウム
パウダー

※記事内リンク
マイクロ
UV LED

※記事内リンク

マイクロサン
※記事内リンク

なんでもOK
※記事内リンク
なんでもOK
※記事内リンク
メリット軽く、観音開きでメンテナンスしやすいレイアウトしやすく、誤飲しづらい栄養バランスが優れており、嗜好性が高い長期視点でコスパが良く、コンパクトで設置しやすいコンパクトで設置しやすい
デメリット熱に弱い特になし人工エサに慣らす必要がある短期目線で後学
価格
※2022年11月
7,780円1,180円100均での
購入OK
711円343円9,450円4,100円100均での
購入OK
100均での
購入OK
商品レビュー記事リンク商品レビュー記事商品レビュー記事商品レビュー記事商品レビュー記事商品レビュー記事
購入リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
アオカナちゃん
アオカナちゃん

たくさんの飼育用品が必要なんですね。しかも、1つ1つが高額・・・。

上記のベストセレクションで紹介している商品は、カナヘビを飼うには最適なものばかりですが、全て購入すると25,000円くらいかかってしまいます。

いっぽう、晴れた日はケージを日向へ移動させて日光浴させる手間が増えますが、初期投資を3,000円程度まで抑える節約プランもあります。節約プランについても、記事の後半で紹介しています。

カナパパ
カナパパ

必要な理由、おすすめの商品を丁寧に解説していきますね。

飼育ケース

カナヘビを飼育する上で、初めに必要なものは、なんといっても飼育ケージです。

カナヘビは動きが素早く脱走されたらやっかいですが、ツルツルした壁は登れません。

ガラス・アクリル・プラスチックなどの飼育ケースがオススメです。また、カナヘビは動きも活発なので、広さだけではなく高さも確保できる飼育ケースを用意してあげてくださいね。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

広くて動きやすいケージを選んでくださいね。

ガラスケージで作ったテラリウム

飼育ケース
ガラスケージで立ち上げたテラリウム環境

別記事にて、飼育レイアウトの立ち上げ方をまとめています。

アクリルケージで軽く持ち運びしやすいレイアウト

ガラスケージは丈夫でサイズも豊富ですが、重いため女性や子供だけで持ち運びしづらいという課題があります。

アクリル製のケージを採用すると、手軽に持ち運びできて非常に便利ですよ。

アクリルケージ
トップクリエイトのアクリルケージ

アクリルケージはガラスケージと違い、カナヘビ飼育にちょうどよいサイズが少ないです。

トップクリエイトさんが販売するケージは、サイズ、性能的にカナヘビ飼育に最適ですよ。

別記事でレビューしていますので、合わせてご覧ください。

誤飲しづらい床材

ケージ選びの次は、床材を底に敷いてあげましょう。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

なんで床材を敷く必要があるんですか?

カナパパ
カナパパ

カナヘビが歩きやすい環境をつくるためです。

ケージの床はツルツル滑るため、カナヘビにとっては歩きづらくストレスになってしまいます。自然に近い環境を再現するため、必ず床材を敷きましょう。

ペットショップにいくと、様々な爬虫類用の床材が販売されていますが、安易に選んではいけません。

エサと一緒に誤飲してしまう可能性があるため、粒子の細かい砂のような床材は選ばないように注意しましょう。

床材(赤玉土)
大量に使用する場合には、園芸用の赤玉土(農薬不使用のもの)はコスパが良い

粒子が大きいサイズの赤玉土か、誤飲しづらいサイズのハスクチップなどを選ぶようにしてくださいね。

水入れ

水入れ

水入れ自体は、100均で購入できるものでも問題ないです。カナヘビが溺れることのないよう、浅い作りの器を用意しましょう。

夏場はすぐに水が蒸発してしまいます。旅行に行く際には水切れしないよう、自動給水器を設置することもオススメですね。

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エサ

各種人工フード

飼育ケージ、床材、水飲み場と、最低限カナヘビをお迎えできる環境が揃いました。

カナパパ
カナパパ

いよいよ、カナヘビのエサ選びに入っていきましょう。

野性のカナヘビは、生きたコオロギやクモ、ミミズなどを捕食しています。飼育下においても、カナヘビに必要な栄養が含まれているエサを与えましょう。

カナヘビに与えるエサは、大きく分けると生きた昆虫(生きエサ)と人工エサの2種類あります。

生きエサ(活エサ)

カナヘビが特に好んで食べるのは、一口で丸呑みできるサイズの柔らかい生きエサです。

しかし、冬場は生きエサの調達が困難ですので、オンラインショップやペットショップなどでコオロギなどの生き餌を購入することをオススメします。

別記事にて、私が与えている生き餌の紹介しています。

筆者がカナヘビに与えている生き餌

人工エサ

続いて紹介するエサは、人工エサです。

ドッグフードのように、加工されて販売されているタイプのエサで、栄養バランスも整っています。

爬虫類用に販売されている人工エサを食べてくれるカナヘビも多く、虫嫌いの飼育者の心強い味方でもあります。

人工餌

我が家のカナヘビたちの大好物はレオパブレンドフードという人工エサです。水で1~2分ふやかして与えるだけなので、非常に簡単!

カナパパ
カナパパ

人工エサにならせておくと、いざ生きエサを調達できない時、非常に便利ですよ。

カナヘビは偏食をすることがあり、様々な人工餌をバランスよく与えながら、飽きないように工夫が必要です。

別記事にて、私が与えている人工餌の紹介もしていますので、合わせてご覧ください。

カルシウムパウダー

カルシウムパウダー

コオロギなどの生き餌をメインでカナヘビにエサを与え続ける場合は、カルシウムパウダーをダスティング(餌に栄養素を添加すること)する必要があります。

コオロギなどの昆虫には骨がなく、カルシウムが少ないのです。

カルシウムパウダーをダスティングしないまま長期で与えていると、カルシウムを摂取することができず、クル病(骨が変形する病気)という病気にかかってしまいます。

カナパパ
カナパパ

クル病は完治が難しく、最悪の場合、死んでしまうこともある恐ろしい病気です。

生きエサの中では、ダンゴムシに似たワラジムシが、カルシウム保有率も高いです。食いつきはコオロギと比べるとよくないですが、食べてくれる個体もいますよ。

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紫外線ライト

紫外線ライト
カナパパ
カナパパ

晴れた日に散歩をしていると、日向で日光浴しているカナヘビをよく見かけませんか?

カナヘビは日光浴が大好きですが、ただ好きという理由だけで日光浴しているわけではありません。

太陽光に含まれるUV-Bという紫外線を浴びることで、体内でビタミンD3を生成しているのです。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

ビタミンD3は、どんな働きをする栄養なんですか?

ビタミンD3には、エサから摂取したカルシウムの吸収を助ける働きがあります。

紫外線(UV-B)を浴びれないカナヘビは、いくらカルシウムをとっても吸収することができません。結果的に、クル病にかかってしまいます。

飼育下のカナヘビに、毎日、日光浴させることは難しいため、必ず紫外線ライトを設置してあげてください。

カナパパ
カナパパ

私はマイクロUV LEDという商品を愛用しています。非常にオススメできる商品ですよ!!

筆者も2年間愛用

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マイクロUV LEDを選べばほぼ間違いはありませんが、ちょっとだけ値段が高く、購入をためらってしまうかもしれません。

長期的に見たらコスパが良く使い勝手も抜群なので、商品レビュー記事を参考に、購入を検討してみてください。

他の紫外線ライトとの比較をしたい場合は、別記事でライト比較表をまとめています。

紫外線ライト代わりのビタミンD3サプリメントはオススメできない

市販のサプリメントで、カルシウムに加えてビタミンD3も配合されている商品が販売されています。

「ビタミンD3はカルシウムの吸収を助ける働きがあるので、ビタミンD3入りのサプリメントを与えておけば紫外線ライトは不要では?」と思う方がいるかもしれません。

しかし、この考え方は非常に危険です。理由は、カナヘビへのビタミンD3適正量が明確になっていないためです。

カナパパ
カナパパ

ビタミンD3はサプリメントからではなく紫外線を浴びることで合成させると覚えておいてください。

バスキングライト

バスキングライトの下で日向ぼっこするカナヘビ
バスキングライトの下で日向ぼっこするカナヘビ

紫外線ライトとあわせて、バスキングライトも設置しましょう。

バスキングとは、「日光浴」や 「日向ぼっこ」という意味です。

バスキングライトを設置することで、カナヘビの体温が上がることで脱皮や食欲の促進につながったり、飼育環境内の温度勾配をつけられたり、メリットいっぱいです。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

ライトを2つ設置する必要があるんですか?紫外線ライトとバスキングライトの違いって?

紫外線ライトは、あくまでUV-Bという紫外線を照射することが目的のライトです。熱を照射することはできません。

商品によってはかすかに温かいものもあるが、バスキングライトの役割は期待できない

カナパパ
カナパパ

飼育環境内で日光浴を再現するためには、紫外線ライトとバスキングライトを2つ、設置してあげる必要があるのです。

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シェルター(隠れ家)

カナヘビの隠れ家、寝床として、シェルターを設置してあげましょう。

カナパパ
カナパパ

カナヘビからしたら、私たち人間は巨大な怪物のような存在です。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

慣れないうちは、巨大な人間が同じ空間にいたら、私たちはストレスが溜まってしまいます。

道端に落ちている石を重ねることでもカナヘビの隠れ家をつくれますが、市販のかっこいいオブジェを設置すると、カナヘビの観察がより楽しくなりますよ!

人工水草

カナヘビは、脱皮時に草木に体をこすりつけて皮を脱いだりします。皮を脱ぎきれないと脱皮不全となり、皮膚が壊死してしまう可能性もあります。

カナパパ
カナパパ

飼育ケースに人工水草を設置してあげることで、カナヘビの脱皮促進にもつながりますし、人工水草に絡まって寝る可愛いカナヘビを観察できますよ。

日々のお世話はそこまで手間はかからない

続いて、カナヘビの日々のお世話について紹介します。

これまで紹介している飼育用品が揃っていれば、お世話の手間はほとんどかかりません。

エサやりは2日に1回

エサやりはお世話の中でもワクワクする時間ですが、毎日エサを与えてしまうと、運動不足で肥満気味になったります。

大人カナヘビのエサやりは、2~3日に1度で問題ありません。赤ちゃんカナヘビは、食べた栄養は成長に使われるため、毎日食べるだけエサを与えましょう。

餌やりに関するよくある悩みは、別記事で詳細をまとめています。

水は毎日変えよう

カナヘビはよく水を飲む生き物です。毎日新鮮な水を与えましょう。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

毎日水を交換していても、器の表面は雑菌が繁殖してヌメヌメしがちなので、しっかり洗ってあげてくださいね。

過剰なコミュニケーションは避けて観察・健康管理をしよう

ペットとのコミュニケーションは、飼育者との信頼関係を築く上で重要です。

しかし、カナヘビは生涯、単独行動をする生き物です。飼育者との過度なコミュニケーションはストレスにつながりかねません。

ましてや、野生のカナヘビは人間に対して警戒心が高く、過剰なハンドリング(手に載せて触れ合おうとすること)はストレスを与えてしまいます。

カナヘビはストレスを感じると、食欲や免疫力が低下の原因になりますので、ケージ内に適度な隠れ家を設けたり、上から覗き込むことを避けましょう。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

お迎えしてしばらくは無理に触らず、カナヘビが慣れるまで様子を見ることが大切です。

ケージの外からカナヘビの様子を観察し、慣れるまで無理に触らないようにしましょう。慣れてきたら、ゆっくりと手を差し出し、カナヘビが手に慣れるようにしていきます。

カナパパ
カナパパ

エサやりの際にも、カナヘビが人間の手に慣れるように工夫することが大切です。

定期的なケージのお掃除

カナヘビは、ウンチとおしっこを一緒にしますが、臭いは強くありません。

複数のカナヘビを1つの飼育環境で飼っている場合、1か月も放置すると足場がウンチだらけ大変なことになりますので、定期的にケージのお掃除をしてあげましょう。

お掃除が手間な場合、ビバリウムでワラジムシと一緒にカナヘビを飼いましょう。お掃除の手間が激減します。

カナパパ
カナパパ

この方法で、半年間掃除をしなくてもきれいな状態を維持し続けました。

カナヘビ飼育にかかる初期費用

飼育にかかる費用

カナヘビ飼育にかかる初期費用(ベストセレクション)

ここまで紹介してきた商品は、カナヘビ飼育に最適な商品、いわばベストセレクションです。わかりやように、一覧表にまとめました。

Bestセレクション一覧

飼育ケージ床材水入れカルシウム
パウダー
紫外線ライトバスキングライトシェルター人工水草
オススメ商品
アクリルケージ
ハスクチップ
なんでもOK

レオパ
ブレンドフード

カルシウム
パウダー

マイクロ
UV LED

マイクロサン

なんでもOK
なんでもOK
メリット軽く、観音開きでメンテナンスしやすいレイアウトしやすく、誤飲しづらい栄養バランスが優れており、嗜好性が高い長期視点でコスパが良く、コンパクトで設置しやすいコンパクトで設置しやすい
デメリット熱に弱い特になし人工エサに慣らす必要がある短期目線で後学
価格
※2022年11月
7,780円1,180円100均での
購入OK
711円343円9,450円4,100円100均での
購入OK
100均での
購入OK
商品レビュー記事リンク商品レビュー記事商品レビュー記事商品レビュー記事商品レビュー記事商品レビュー記事
購入リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

カナヘビ飼育に最適なものばかりですが、全ての商品を購入すると25,000円ほどになってしまいます。

特にライト系は、部品を輸入して製造しているのか、2022年11月現在では、円安影響を受けてかなり値上げしています。

カナヘビ飼育にかかる初期費用(節約プラン)

アオカナちゃん
アオカナちゃん

カナヘビを飼うって、こんなにお金がかかるの?

カナパパ
カナパパ

上記表で紹介した商品で立ち上げた飼育環境は確実です。ただし、多少の手間をかけることで、飼育環境を立ち上げる初期費用を抑えることもできます。

節約プラン一覧

飼育ケージ床材水入れカルシウム
パウダー
紫外線ライトバスキングライトシェルター人工水草
代替商品プラケース大小石
なんでもOK

レオパ
ブレンドフード

カルシウム
パウダー
晴れている日に
日向ぼっこ
晴れている日に
日向ぼっこ

なんでもOK
なんでもOK
妥協点上からしかメンテナンスできず、観察しづらい近所で拾ってきた石をよく洗う必要あり日射病にならないように見張が必要日射病にならないように見張が必要
価格
※2022年11月
1,725円0円100均での
購入OK
711円343円0円0円100均での
購入OK
100均での
購入OK
購入リンク詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

毎日、日向ぼっこをする手間が増えたり、ケージのメンテナンスがしづらかったりはしますが、上記表の商品でも代替できます。3,000円程度の初期投資まで抑えることができました。

節約プランのポイント

飼育ケージは大型のプラケースで代用することでコストダウン
大き目のプラケースであれば、カナヘビを飼育できます。長期飼育していると、レイアウトに物足りなさを感じるようになったり、ガラスやアクリル製と比較し観察しづらくはあります。いっぽう、軽くて子供でも扱いやすいというメリットもあります。
床材は近所の小石を代用
近所の小石を集めてきましょう。良く洗うことで汚れや雑菌が付いてるのでよく洗うことで、床材に使うことができます。私有地の石は拾わないように注意!
庭で日光浴させることでライト代をカット
プラケースを使っていれば、ケージはかなり軽くなるんで、持ち運びしやすくなります。晴れた日は庭にケージを運び日光浴できれば、ライト代が要らなくなります。ただし、カナヘビは相当量の紫外線が必要なため、晴れている日の日中は欠かさず日光浴が必要です。
カナパパ
カナパパ

予算に合わせて、少しづつ飼育用品をそろえていきましょう。特にライトは、カナヘビの健康維持には重要です。

いきなりは難しいかもしれませんが、少しずつカナヘビにも飼育者の皆様にも快適な環境を整えていきましょう。

カナヘビ飼育にかかる月額費用

月額費用は、暖房費がかさむ冬場で、合計約1,000円/月程度です。

内訳は下記の通りです。

  • ライト、保温器具にかかる電気代(600円/月)
  • 人工エサを2か月に1回購入(1月/300円)

冬場の飼育には保温器具が必要

カナヘビ飼育での適温は25度前後
カナヘビ飼育での適温は25度前後

カナヘビ飼育の適温は25度~30度です。温度が15℃を下回ると、カナヘビは冬眠準備に入ってしまいます。

カナヘビ飼育初心者には、「冬眠させずに越冬させる飼育方法」をオススメしています。越冬させる場合には、夜間でも20℃は保てるように、飼育環境に保温器具を設置してあげてください。

私は『安全性』と『電気代』の観点から、暖突という保温器具をオススメしています。

なお、私の家では、カナヘビの飼育環境はリビングに配置しており、冬場は人間用に床下エアコンを常時稼働させています。

寒冷地に住んでいて、エアコンがない部屋にカナヘビの飼育環境を配置する場合は、暖突のみではパワーが足りないことがあり、別途エアコン代などので電気代が発生します。

カナヘビ飼育に関するよくある質問

アオカナちゃん
アオカナちゃん

カナヘビ飼育に関して、これまでの記事でわからなかったことがあります。

カナパパ
カナパパ

カナヘビの飼い方についてよくいただく質問について回答しておきますね。

カナヘビはどのくらいの寿命がありますか?

カナヘビの寿命は、5-10年程度と言われています。実体験では、最も長寿な個体で3年半程のです。(最初に飼育し始めたカナヘビ)

いっぽう、1年以内でなくなってしまう個体も多く、長期飼育は難しい生き物であり適切な飼育環境と管理が行わなければ、長期飼育は難しいと実感しています。

カナヘビに適したケージの大きさはどれくらいですか?

できるだけ大きなケージを選ぶに越したことはないですが、大きいケージは高額かつ設置場所にも困ると思います。できれば、幅45cm x 奥行き30cm x 高さ30cm 以上のケージが適切です。

飼育しているカナヘビの数によって、より大きなケージを選びましょう。

カナヘビはどれくらいの頻度で脱皮をしますか?

カナヘビの脱皮の頻度は、成長段階や個体差によりますが、一般的には成長期には1か月に1回、成熟期には2-3か月に1回程度です。

カナヘビの脱皮に関する詳細情報は、別記事でもまとめています。

カナヘビがストレスを感じているサインは何ですか?

ストレスを感じているカナヘビは、食欲不振や過度の隠れる行動、過度の興奮状態、などのサインが現れることがあります。

カナヘビは他のペットと一緒に飼うことはできますか?

カナヘビは基本的に1種で飼育することをオススメします。多頭飼育も可能ですが、カナヘビ飼育初心者の場合は、単独飼育のほうが望ましいです。

他の生き物と同居させることもできるだけ避けましょう。理由は、ストレスを与えたり、ケンカによるケガなどのリスクにもつながるためです。

※我が家では、入念の注意を払いながらニホンカナヘビとニホントカゲを同居させています。

カナヘビの多頭飼育に関する詳細情報は、別記事でもまとめています。

カナヘビが病気になった場合、どのように対処すべきですか?

カナヘビが病気になった場合、まずは専門の獣医に相談しましょう。症状に応じた適切な治療が必要です。また、予防策として、衛生管理や適切な温度・湿度の維持に努めることが大切です。

カナヘビのよくある病気については、別記事でまとめています。

カナヘビ飼育のまとめ:快適な環境で楽しむカナヘビライフ

カナヘビ飼育に必須なアイテムおよび飼育にかかる費用をまとめました。

本記事のまとめ
  • 飼育時の初期費用として、最適な環境づくりには25,000円程、節約プランで3000円程度
  • 日々のお世話はそこまで大変ではない
  • 飼育に必要な9つの道具をそろえ、愛情をもって飼育しよう

カナヘビは、小型で扱いやすく、飼育がかんたんと思われがち。しかし、ケージ・床材・水入れ・エサ・カルシウムパウダー・紫外線ライト・バスキングライト・隠れ家・人工水草など、飼育に必要な用品は多いです。また、冬場には保温器具が必要です。

カナヘビの飼育にかかる初期費用として、本記事にてベストセレクションプランと節約プランを紹介しました。どちらも適切なケアを提供することが大切です。

カナヘビとのコミュニケーションや病気対策も重要です。ケージ外から観察しつつ、衛生管理と適切な温度・湿度管理で病気のリスクを減らしましょう。

カナヘビ飼育には、それ相応のお金や手間がかかります。しかし、カナヘビにとって最適な環境で大切に飼育してあげることで、長い間愛くるしい姿を見せてくれることでしょう。

本記事で紹介したベストセレクションをいきなりそろえるのは難しいかもしれませんが、節約プランからはじめて、予算に合わせながら少しずつ飼育環境を立ち上げていきましょう。

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