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【初心者でも簡単】カナヘビの性別判断 オス・メスの見分け方!

  • カナヘビの赤ちゃんを育てるために、オス・メスをペアで飼育したい
  • カナヘビのオスとメスって、どうやって見分けるの?
カナパパ
カナパパ

本記事では、このような疑問にお答えします。

ベビーから育てたカナヘビのほうが人に慣れやすいと聞いて、「オス・メスのペアを飼育したい」と思っている方はいませんか?その際に必ず出てくる疑問は「カナヘビのオス・メスの見分け方」です。

オス・メスの見分け方に関する疑問
  • カナヘビのオス・メスの見分け方が分からない
  • 初心者でも簡単に見分けられる方法を知りたい

本記事を最後まで読めば、初心者でも簡単に、カナヘビのオス・メスの見分けることができます。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

カナヘビをペアで飼育することは、念願のカナヘビベビー飼育のはじめの1歩」ですよ。

カナパパってこんな人

それでは、早速本題に入っていきましょう。

目次

カナヘビのオス・メスの見分け方

カナヘビのオス・メスの見分け方

カナヘビのオスメスの見分け方については、様々な情報がありますが、初心者の方でも簡単に見分けることができる方法は2つです。

初心者でもわかるカナヘビのオス・メスの見分け方
  1. 尻尾の付け根が膨らんでいればオス
  2. お腹に噛みついた痕があればメス
カナパパ
カナパパ

1つずつ、説明していきましょう。

尻尾の付け根が膨らんでいればオス

カナヘビのオスメスを見分ける際に一番わかりやすい方法は、尻尾の付け根(尻尾と後ろ足の間)を見ることです。尻尾が先端に向けてスラっとしている個体はメスです。

尻尾の付け根から先端まで膨らみがないのでメス
↑尻尾の付け根から先端まで膨らみがないのでメス↑
アオカナちゃん
アオカナちゃん

オスは、尻尾の付け根がポコッと左右に膨らんでいます。

尻尾の付け根が膨らんでいるのでオス
↑尻尾の付け根が膨らんでいるのでオス↑

膨らみの理由は、ヘミペニスと呼ばれる生殖器を、尻尾の付け根に格納しているためです。ヘミペニスは、交尾の際に露出されるほか、時折、数秒間だけ露出しているシーンを観察できます。

お腹に噛みついた痕があればメス

お腹に噛みつかれた痕が観察できる場合、すでに交尾経験のあるメスということがわかります。交尾の際に、オスがメスのお腹に噛みつき、体を固定してから交尾に入るためです。

↑交尾後のメス お腹ではなく、腰に噛まれた痕が・・・↑
カナパパ
カナパパ

交尾の際に噛みつかれた痕が消えず、お腹に残るわけですね。

ちなみに、噛みつかれた痕の残り方は、噛みつかた強さや脱皮の回数によっても変わります。交尾経験のあるメスすべてに、噛みつかれた痕があるわけではありません。

↑交尾経験のあるメスですが、噛まれた痕は残っていません↑

生後3カ月未満の個体は性別の見極めが難しい

オス・メスを見分けられないケース

上記で説明した「尻尾の付け根のふくらみ」は、生後間もないオスでは見分けがつけられないことが多いです。

このくらいの大きさでは、性別の見極めは難しい
↑このくらいの大きさでは、性別の見極めは難しい↑

個体差によりますが、生後3カ月くらいから見分けが付けやすくなります。残念ながら、ベビーやヤング個体の性別を確実に見分ける方法はありません。

カナパパ
カナパパ

生後3カ月になるまで、しっかり育成してから、改めて観察してみましょう。

お腹が黄色いからと言ってメスとは限らない

アオカナちゃん
アオカナちゃん

よく、「お腹が黄色いからメス」って聞くけど、ホント?

勘違いしてはいけません!!お腹の色は単なる個性です!
メスでもお腹が白い個体もいれば、オスでもお腹が黄色い個体もいます。

実際に、上の写真で紹介したメスのお腹は白いです。

↑こちらは別のメス、お腹がすこし黄色めです↑

お腹が黄色いからと言ってメスと決めつけず、尻尾の付け根のふくらみを確認するようにしましょう。

カナヘビをペアで飼育しても交尾しない場合

カナヘビの交尾

生後1年にもなると、オス・メスともに発情期をむかえます。オスがメスを追い回し、お腹に噛みつき、やがて交尾を始めます。しかし、カナヘビをペアで飼育していても、交尾しないことがあるのです。

カナヘビが交尾しない理由
  1. オスメスのどちらかが発情期を迎えていない
  2. 交尾を求められたメスが怯えてしまっている

1つずつ、説明していきますね。

オスメスのどちらかが発情期を迎えていない

オス・メスのいずれかが、発情期にいたっていない場合、ペアで飼育していても交尾しないことがあります。

カナパパ
カナパパ

野生のカナヘビを捕まえて飼育している場合、孵化からどの程度経過しているか、体の大きさだけで推察することが難しいんです。

例を挙げると、我が家で飼育しているカナヘビでも、過去に6ヵ月ほど一切交尾をせず、産卵もしない時期がありました。オス側が十分に発育しておらず、交尾に至らなかったことが原因だったようです。

詳細は別記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。

交尾を求められたメスが怯えてしまっている

交尾を求められオスにお腹をかまれたメスは、何事もなければ受け入れ、そのまま交尾に入ります。
しかし、オスの交尾アピールをメスが猛烈に拒否して、オスに噛みつき返し、交尾が不成立に終わることがあります。

カナパパ
カナパパ

決して珍しいことはなく、頻繁にありますよ。

交尾不成立が短期間で連続すると、メスは交尾に怯えてしまい、交尾を求められた際にパニックを起こしてしまうことがあります。

このような場合には、メスの怯えを解消するために、1週間ほど別環境で飼育してみてください、

まとめ

本記事のまとめ

本記事のまとめです。

尻尾の付け根が膨らんでいればオス、先端までスラっと伸びていればメス
・ある程度成熟している個体でないと見極めが難しい
・生後3カ月くらいから見分けることできる
お腹が黄色いからといってメスとは限らない
・お腹が黄色いオス、お腹が白いメスもいる
カナヘビをペアで飼育しても交尾しない場合もある
・交尾の際にケンカしてしまっている場合は、しばらく別居させるなどの対策を取ろう

赤ちゃんカナヘビから育てた個体は、野生の個体に比べて圧倒的に人に慣れやすいですよ。是非、オスとメスをペアで飼育し、人慣れした赤ちゃんカナヘビを育てていきましょう。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

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