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【解説付き】カナヘビ飼育初心者向け 爬虫類用語集

爬虫類の専門用語が多くて、何を言っているかわからない

カナパパ
カナパパ

本記事では、このような悩みを解決します。

初めて爬虫類を飼う際の悩み
  • 爬虫類を飼うのが初めてで、専門用語の理解に苦しんでいる方
  • 爬虫類飼育の専門用語を、よりカナヘビ飼育向けに要約したい方

はじめて爬虫類を飼育する際に、誰しもインターネット、YOUTUBEなどを参考にする方が多いでしょう。

その際に

  • 「バスキング?ホットスポット?クラッチ?クル病?UV-B?なにそれ?専門用語多すぎでしょ!!」
  • 「もっと初心者にもわかるように、詳細に解説してよ!!」

と感じたことはありませんか?

カナパパ
カナパパ

実は私もそうでした。

カナヘビを本格的に飼育する前まで、爬虫類飼育に関する専門用語を何一つわかっておらず、理解できず・・・。

本記事では、カナヘビを飼育する上でおさえておきたい用語について解説します。

当ブログでは、専門用語を使う際には都度、解説をいれるように心がけていますが、カナヘビ飼育初心者の方によりわかりやすく情報をお伝えするために、専門用語の解説をまとめた記事をつくりました。

詳細を解説している記事のリンクも貼っていますので、あわせてご覧ください。

目次

カナヘビ飼育に特化した爬虫類用語集 あ行

アクリル

合成樹脂の一種。 ガラスと比較し軽く、プラスチックと比較すると丈夫。
爬虫類の飼育ケースでも多く用いられる。
透明性があり、生体の観察に適しているが、アクリルで作られている飼育ケースは高額なものが多い。

生きエサ

生きた昆虫や小動物を加工せずにエサにすることを指す。生エサ、活エサとも呼ばれる。
人工エサが登場する前までは、爬虫類飼育においては生きエサでの飼育が一般的であった。

越冬

冬を越すこと。カナヘビ飼育においては、冬眠させずに飼育する手法として用いられる言葉。
野生のカナヘビは、気温が低下しエサが取れなくなる冬場は冬眠することで越冬する。

しかし、飼育下では冬眠による越冬はリスクが伴う。

≫【関連記事】カナヘビの冬の保温対策の選択肢!暖突の使い勝手や設置の留意点

遠赤外線

物質を芯からじんわり温める電磁波の一種。太陽光にも含まれる。

温度勾配

飼育環境内の温度差をつけること。ホットスポット(保温電球の熱の直接当たる場所)は30〜35℃ 、それ以外の部分は20℃程度を心がける。

なお、温度勾配は飼育環境が狭くなるほど調整が難しいため、ある程度の広さの飼育環境を用意する、飼育環境の大きさに適した保温器具を調達するなどの工夫が必要となる。

≫【関連記事】失敗しないバスキングライト選び カナヘビ飼育のバスキングスポットはマイクロサンで決まり!

カナヘビ飼育に特化した爬虫類用語集 か行

カルシウムパウダー

カナヘビのエサに含まれていないカルシウムを補給するためのサプリメント。生きたエサにまぶしたり、人工エサをふやかす水に混ぜるなどして添加する。

【関連記事】カナヘビをクル病から守ろう!飼い主ができる対策4選

キャンドリング

卵を光にあてて中身を透かして、卵の中身を確認する方法。
産卵後1週間程たってからの卵は、キャンドリングすることで有精卵・無精卵を判別することができる。

≫【関連記事】へこみが無精卵とは限らない!有精卵・無精卵の4つの見分け方

給餌

エサを与えること。与えるエサが生きた虫の場合、大きさによっては足を取ってあげたりする必要がある。

≫【関連記事】赤ちゃんカナヘビは孵化して1~2日はエサを食べない?初給餌におすすめのエサとは

クラッチ

「一回の産卵」を意味する。メスが一度に産む卵のこと。
カナヘビのメスは一度交尾を行うことでしばらく胎内に精子を貯蔵できるため、3〜5クラッチ産卵することが多い。

≫【関連記事】カナヘビの卵の孵化にかかる期間は30~40日程!管理温度により期間が変化

クル病

食欲不振、骨の変形、骨折が起きやすくる、カナヘビの命を奪うこともある最も危険な病気。

昆虫を主食とする爬虫類に多くみられる病気で、一度発症してしまうと完治は難しいため、クル病予防を徹底する必要がある。

【関連記事】カナヘビをクル病から守ろう!飼い主ができる対策4選

誤飲

生体がエサと誤って床材などを飲み込んでしまうこと。
砂を床材として使用している場合、湿った生きエサに付着し、生体が誤飲してしまうため注意が必要。

カナヘビ飼育に特化した爬虫類用語集 さ行

紫外線ライト

紫外線を照射することができるライト。さまざまなメーカーや格安の商品も販売されているが、カナヘビは相当量の紫外線(とくにUV-B)が必要となるため、カナヘビに必要な量の紫外線が照射される商品を見定める必要がある。

≫【関連記事】カナヘビに紫外線は必要?UV-Bの重要性と失敗しない紫外線ライトの選び方 オススメ「マイクロ UV LED」レビュー

終生飼育

その種が本来持っている寿命を全うできるよう適切に飼養すること。

カナヘビの寿命は7~10年程と言われており、同サイズの小動物と比較し非常に長寿である。

しかし、カナヘビを飼育下で終生飼育する難易度は非常に高く、その原因としては、栄養バランスの乱れや紫外線不足による病気の発症があげられる。

シェルター

生体の隠れ家。隠れ家がないと生体がストレスを感じてしまうことがあるため、設置を推奨する。

なお、シェルター上部に水を溜め湿度維持にも貢献する「ウェットシェルター」という商品も幅広く販売されている。

人工エサ(人工飼料)

人工的に作り上げたエサのこと。虫エサの代用として各メーカーが製造販売している。
これまでは爬虫類のエサは虫エサが一般的だったが、人工エサの登場により爬虫類飼育の難易度は大幅に下がったと言える。

虫エサに不足するカルシウム、ビタミンなどの栄養素を兼ね備えている商品も多い。

カナヘビ飼育に特化した爬虫類用語集 た行

多頭飼育

1つの飼育環境で複数の生体を飼育すること。

多頭飼育が可能かどうかは、ペットを飼育する際に意識しなければならない。カナヘビの場合、縄張り意識がほぼないため、多頭飼育に向いている種ではある。

≫【関連記事】カナヘビの多頭飼育で注意すべきこと4選と必ず用意すべきもの

ただし、生まれたばかりの赤ちゃんカナヘビを親カナヘビと同居させると、親カナヘビにエサと勘違いされて捕食される悲しい事故になるため、別環境の立ち上げが必須となる。

≫【関連記事】カナヘビの床材にコケを採用した理由 メンテナンス不要で臭い対策!!

脱皮

生物が成長していく過程で、外皮がまとまって剥がれることの通称。
カナヘビの場合、脱皮の頻度は幼体~成長期だと月に2回程度、成体の場合は2ヶ月に1回程度のペースで行われる。

脱皮の時間は1日~2日程度かかることがある。

脱皮不全

脱皮が不完全に終わること。脱皮不全をおこす個体は、健康を害している可能性もあるので注意が必要。

脱皮不全を放置すると指の欠損なども引き起こしてしまう。

≫【関連記事】脱皮不全により指の欠損も!!カナヘビの成長のバロメーター『脱皮』や脱皮不全対策3選

昼行性

昼間に行動し夜間は休む動物の性質のこと。
カナヘビの場合、太陽が沈む夕方から早朝の間は、岩陰や草木の影に隠れて身を休めている。

床材

「とこざい」、「ゆかざい」とも読まれる。飼育ケースの床に敷く土、石などの総称。

カナヘビの場合、床材を敷かないと滑ってしまいちゃんと歩けないため、床材を敷くことは必須となる。

生体がエサに付着した床材を誤飲することがあるため、誤飲しない大きさの床材を選択するなどの配慮が必要となる。

カナヘビ飼育に特化した爬虫類用語集 は行

バスキングスポット

バスキングは「日向ぼっこ」という意味であり、直訳すると「日向ぼっこする場所」のこと。

カナヘビは日向ぼっこが大好きな爬虫類で、野生のカナヘビを観察していると、よく日の当たる草木で日向ぼっこをする様子をみかける。

飼育下でもバスキングスポットの設置は必須で、エサの消化促進にもなる。

バスキングライト

バスキングスポットを作るためのライト。

≫【参考記事】失敗しないバスキングライト選び カナヘビ飼育のバスキングスポットはマイクロサンで決まり!

変温動物

外部の温度により体温が変化する生き物の総称。カナヘビをはじめとする爬虫類のほとんどは変温動物で、自らで熱を生み出して体温をあげることができないため、体温を上げるために日光浴を行う。

ホットスポット

保温器具の熱の直接当たる場所。

カナヘビ飼育に特化した爬虫類用語集 ま行

ミルワーム

爬虫類の虫エサの代名詞ともいえる、ゴミムシダマシの幼虫の総称。

実はこのミルワームはリンの保有量が多く、カナヘビに必要なカルシウムをほとんど含んでいない。
ミルワームを主食として続けると、ほぼ確実にクル病に発症してしまう。

カルシウムパウダーを添加して補うことも可能だが、カルシウムとリンのバランスを考慮するとオススメできない。

無精卵

適切な管理をしても生まれない卵。カナヘビをはじめとする爬虫類は、交尾をしていなくても無精卵を産卵する。

≫【関連記事】へこみが無精卵とは限らない!有精卵・無精卵の4つの見分け方

カナヘビ飼育に特化した爬虫類用語集 や行

有精卵

オスとメスが交尾した後に産卵された生きた卵。適切な管理をすることで、30〜40日ほどで赤ちゃんカナヘビが孵化する。

≫【関連記事】へこみが無精卵とは限らない!有精卵・無精卵の4つの見分け方

UV-A

200〜280nmのあいだの波長の紫外線の一種。生体の食欲の増進、脱皮促進に効果がある。UV-Bと合わせて照射することで、カナヘビの健康を維持することができる。

UV-B

280〜315nmのあいだの波長の紫外線の一種。UVBを浴びることで、カナヘビは体内でビタミンD3を生成でき、カルシウムを十分に吸収することができる。結果的にクル病の予防につながるため、非常に重要な紫外線。

≫【関連記事】カナヘビに紫外線は必要?UV-Bの重要性と失敗しない紫外線ライトの選び方 オススメ「マイクロ UV LED」レビュー

UV-C

200〜280nmのあいだの波長の紫外線の一種。強い殺菌力を持つが、オゾン層で吸収され地表には届かないため、カナヘビ飼育においては不要な紫外線。

ヨークサック

カナヘビの赤ちゃんがタマゴの中で栄養をとっていた袋。孵化してまもなくは、お腹にヨークサックをつけていることもあるが、自然と取れる。

≫【参考記事】産卵から41日で孵化したカナヘビ赤ちゃん 前兆や孵化の過程を解説

カナヘビ飼育に特化した爬虫類用語集 ら行

リン

生体に必要なミネラルの一種で、骨や歯を形成する。
しかし、爬虫類飼育においては、このリンの過剰摂取や、カルシウムとの摂取バランスにより、病気を誘発するリスクが高い。

昆虫には骨がないためカルシウムが少なくとも、逆にリンが多量に含まれている傾向がある。リンの過剰摂取はカルシウムの吸収を阻害してしまう。

まとめ 専門用語を理解してカナヘビの長期飼育の役にたてよう

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