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【冬・春・秋に活躍】カナヘビのヒーター・保温器具には『暖突』が最強

カナヘビにおすすめの保温器具(ヒーター)を教えて?

カナパパ
カナパパ

本記事では、こんな疑問を解消します。

冬の保温に関するよくある悩み
  • 野生のカナヘビは冬眠するけど、冬眠させなくて大丈夫?
  • 保温器具って商品も電気代も高い・・・コスパが良い商品はないの?
  • 紫外線ライトやバスキングライトはあるんだけど、追加で保温器具って必要なの?

飼育下のカナヘビは、適切な温度管理を行うことで、冬眠させずに越冬させることができます。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

適切な温度管理って?具体的にどのような保温器具が必要なの?

カナヘビを飼い始めたばかりの飼育者さんは、保温や越冬対策に悩むことでしょう。

カナパパ
カナパパ

私も、初めての越冬は、どのような保温器具を選択すればよいか非常に悩んだことを覚えています。

結論、15℃前後の室温であれば、カナヘビ用の保温器具は「暖突」1つあれば問題ありません実際に、我が家のカナヘビたちは「暖突」1つで、2年間の越冬に成功しています。

本記事を最後まで読めば、カナヘビ向けの保温器具選びの悩みが解決します。

筆者も愛用な保温器具

カナパパってこんな人

それでは、さっそく本題にはいっていきましょう!!

目次

カナヘビの越冬と冬の保温対策

カナヘビは冬眠して冬を越す

冬眠するカナヘビ

気温が低下し生物にとっても厳しい環境になる日本の冬において、野生のカナヘビは冬眠することで越冬します。カナヘビが冬眠する理由は2つあります。

カナヘビが冬眠する理由
  1. 気温が低く、体温が低下してしまい活動ができない
  2. 餌となる昆虫の捕食ができない

1つずつ見ていきましょう。

気温が低く、体温が低下してしまい活動ができない

地域にもよりますが、冬の最低気温は0℃以下にまで下がります。外部の温度により体温が変化する変温動物のカナヘビは、体温を維持できないため、体温が上がらなければ活動できなくなってしまいます。

餌となる昆虫の捕食ができない

11月下旬ごろからは、カナヘビが主食としている昆虫の数が著しく少なくなります。食事によるエネルギー補給ができないため、冬眠することにより消費するエネルギーを極限まで少なくし、越冬に備えるわけです。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

わたしたちアオカナヘビは冬眠しませんよ。

カナパパ
カナパパ

そうなんです。温暖な地域に生息するアオカナヘビなどは、1年中20℃を超える気温の中で生活でき、エサとなる昆虫にも困ることがないため、冬眠による越冬はしません。

飼育下での越冬は『冬眠させない』を推奨

冬でもぬくぬく

飼育下においては、私は飼育環境の温度を維持しつつ、冬眠させることなく冬越させることを推奨しています。理由は、飼育下でカナヘビを冬眠により冬越しさせることが難しいためです。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

野生のカナヘビは冬眠しているのに、冬眠させなくて大丈夫なんですか?

カナパパ
カナパパ

私の経験上、適切な温度管理・湿度管理、および給餌ができれば、冬眠させなくても問題ありません。

もちろん、自然下と同様の環境を再現できるに越したことはありません。しかし、ナヘビの飼育に慣れていない方が間違った知識で冬眠させようことは危険です。カナヘビの体力を著しく減少させてしまい、場合によっては冬眠に失敗してしまい死なせてしまう、といったリスクも伴うのです。

私も、カナヘビを冬眠させないと、累代繁殖(生物が生殖によって個体数を増やしていく営みを何世代にもわたって続けること)に影響がでるのでは?と不安でした。しかし、これまで2年間半カナヘビを飼育してきて、一度も冬眠させずに越冬させることに成功しています。越冬したカナヘビたちは、春からは交尾・産卵し、15匹以上の赤ちゃんカナヘビの孵化にも成功しています。

冬眠させないカナヘビの飼育方法

冬季のカナヘビの保温方法は、住んでいる地域や環境により異なります。考えられる保温方法を紹介します。

1つずつ、説明していきます。

常にエアコンをつけることで、室温を20℃以上キープする

寒さに弱い複数種のペットを、1室で飼育している場合には、エアコンをガンガン利かせることで、20℃以上の室温を維持しましょう。

この方法が取れる場合、カナヘビを飼う上で追加の保温器具は必要ありませんが、デメリットも意識しておいてください。

エアコンをつけ続けるデメリット
  • 電気代がかかる
  • 乾燥対策が必要

エアコンによる乾燥は、ペットだけではなく飼い主にもストレスをかけます。「乾燥しない暖房器具で、ペットとぬくぬく過ごしたいな」という方に向けて、別記事で「ケノンヒーター」という暖房器具を紹介しています。

暖房+ペット用保温器具を併用する

『カナヘビをリビングで飼育しており、人がいる時で冷え込んでいる時には暖房をつけ、外出時にはエアコンを切る』一番リアルな状況だとおもいます。

暖房をつけている時は良いのですが、外出時に室温が下がってしまう点が課題です。

カナパパ
カナパパ

課題を補うのが、ペット用の保温器具になるわけですね。

暖房+ペット用保温器具を併用デメリット
  • 飼育環境ごとに適切な保温器具の選択が必要

春や秋の保温も必要

爬虫類を飼育する場合、飼育環境を20℃以上に保つことが基本です。

冬の保温はもちろんのこと、地域や室温によっては、春・秋にも飼育環境の保温対策が必要です。

保温器具は何を選べばよいか

カナヘビを越冬させるためには、飼育環境全体を、20℃前後で保ち続けられる保温器具を選ぶ必要があります。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

保温器具ってたくさんあるけど、何を選べばよいの?

ペット用の保温器具は、大きく分けて下記に分類されます。

1つずつ、特徴を説明していきますね。

パネルヒーター

最初に紹介する保温器具は、パネルヒーターです。

カナパパ
カナパパ

人間の暖房器具で例えると「ホットカーペット」に該当します。

パネルヒーターは、爬虫類の保温器具として多く活用されています。

パネルヒーターを設置する際には、低温火傷を防ぐため、温度勾配をつけた設置が基本です。そのため、飼育環境全体を温める保温器具ではなく、床部の1/2~1/3程の温かい部分をつくることに適しています。

難点は、飼育環境全体の温度を上げられない点です。カナヘビの越冬という観点では、少し保温力不足といえます。

ただし、腹部を温めることで消化促進効果のあるため、パネルヒーターと他の暖房器具と併用させることで、より快適な飼育環境を作り出せます。

保温電球

続いて紹介するのは、保温電球です。

カナパパ
カナパパ

人間の暖房器具で例えると「電気ストーブ」ですね。

「電球」という言葉が付きますが、照明用電球ではありません。日夜選ばずに保温でき、かつ飼育全体を温めることができる優れものです。デメリットとしては、電球本体がつよく発熱する点です。100~150℃程の温度になる商品が多く、ペットが触れてしまった場合は致命傷になりかねません。

また、アクリルやプラスチックケースを利用している場合は、変形や火災の危険がある点も注意です!!

カナパパ
カナパパ

樹上性のカナヘビには、少し使いづらいですね。

こどもが誤って触れてしまったときの火傷も怖いので、私は使用していません。

バスキングライト

続いて紹介するのは、バスキングライトです。バスキングライトは、昼行性であるカナヘビにとって完全な保温器具にはなりえません。

バスキングライトは、太陽光を再現する商品のため、目に見える光を照射します。カナヘビが起きている日中帯の保温器具として活用できますが、夜間帯はバスキングライトを消しましょう。夜間もバスキングライトをつけていると、カナヘビの体内時計が狂い、体調を崩してしまいます。

カナパパ
カナパパ

保温は、日中だけではなく、室温が急激に下がる夜間帯も意識しましょう。

保温器具としては不完全なバスキングライトですが、UV-A紫外線を含む商品が多く、カナヘビに対して下記のようなメリットがあります。

バスキングライトのメリット

※UV-A紫外線を含む商品に限る

バスキングライトと他の暖房器具とを併用することをオススメします。

遠赤外線ヒーター

最後に紹介するのは、遠赤外線ヒーターです。カナヘビを冬眠させずに飼育する場合、私は遠赤外線ヒーターを強くオススメします。遠赤外線ヒーターとは、電磁波の一種である赤外線や熱を放出するタイプのヒーターです。

空調のように空気を直接暖めるのではなく、赤外線が当たった対象(生体に限らず、壁などの物質も含む)を暖め、暖められたモノがその周囲(空気など)を暖かくします。

24時間保温できる輻射型遠赤外線ヒーター「暖突」

暖突のパッケージ

私が愛してやまないペット用遠赤外線ヒーターは「暖突」 です。暖突のおかげで無事すべてのカナヘビたちが越冬できたといっても過言ではありません

暖突はメリットいっぱい 「つけっぱなしOK」なのに「省エネ」

私が実際に暖突を使用してみた感じたメリットは3つです。

1つずつ説明しますね。

安全性 ~小さいお子様がいるご家庭でも安心 ~

ヒーター面が特殊な黒い布で覆われているので、カナヘビや人が触っても安全な設計となっています。布で覆われていない金属部分はそれなりに熱を持ちますので注意が必要です。ただし、保温球や沸騰したヤカンのように触れたら火傷、というほどではありません。小さいこどもがいる家庭でも安心です。

水遊びをするこども

我が家の場合、湿度を保つため、飼育ケースに霧吹きをするシーンがあります。

カナパパ
カナパパ

2歳の娘が「シュッシュする~」と私から霧吹きを取り上げるわけです。

保温球を使っていたら、保温球に水滴が付着し割れます!!!暖突の場合、少しの水滴くらいでは破損しませんので、小さいお子さんに霧吹きを任す際にも安心です!

つけっぱなしでOK!

保温器具によっては、連続利用時間が設定されている商品があります。メーカーが保証する時間以上つけっぱなしにすると、壊れてしまうリスクが高いということです。

いっぽう暖突は、冬の間つけっぱなしでも壊れない耐久性を持っています。

カナパパ
カナパパ

私が1年以上使用している暖突は、未だに壊れることなく動いていますよ!

コストパフォーマンス ~省エネ~

省エネによい暖突

ほぼ同じ熱効率である保温級100Wとの電気代を比較してみましょう。

保温電球と暖突の電気料金比較(1か月)

保温電球暖突(Mサイズ)
消費電力(KW)0.1KW0.032KW
利用時間(日)24時間×30日24時間×30日
1KWあたりの電気代19円の場合19円の場合
月の電気代1360円437円
保温電球と暖突の電気料金比較表
アオカナちゃん
アオカナちゃん

温球と比較すると3分の1程度の電気代なんですね!省エネ効果も期待できそうです。

筆者2年間愛用!!

暖突を買う前の注意点

アオカナちゃん
アオカナちゃん

暖突のメリットはわかりました。でも、気をつけなきゃいけないポイントもあるのでは・・・?

カナパパ
カナパパ

せっかく買ったのに、思ったモノと違う!!

という事がないように、注意点はしっかりおさえておきましょう。

1つずつ、具体的に紹介しますね。

飼育ケースによっては取り付けられないものがある

暖突の一般的な使い方は、付属のネジで飼育ケース上部に固定する方法です。

暖突を購入すると本体以外に取り付けようのネジが付いていますが、付属のネジだけでは取り付けられない飼育ケースが多く、飼育ケースごとに様々な工夫が必要です。

暖突に付属されているネジとワッシャ

プラスチックやアクリル製の飼育ケースを使用の場合、S字フックで引っかけたりなどの工夫が必要です。

蓋に暖突の金属側面部に蓋が付着する取り付け方をしてしまうと、熱によりプラケースがアクリルケースが溶けてしまうことがありますので避けてください。

付属のネジで装着可能な飼育ケース

ちなみに、スーパーずさんな私は、ジェックス マリーナ幅60cm(ガラス水槽)+スドー ハープネット(金網の蓋)を飼育ケースとして利用していますが、シンプルに蓋に暖突Mサイズを載せるだけで運用しています。

カナパパ
カナパパ

メーカー推奨の使い方ではありません(苦笑)

ガラスケースの上に暖突

飼育ケースの大きさにあった暖突のサイズを選択する

飼育ケースのサイズと暖突のサイズが合わず、「飼育ケースに暖突がはいらない、蓋がしまらない」という声もよく聞きます。暖突にはS・M・Lと3種類のサイズがあります。具体的には、下記表をご参照ください。

【暖突 サイズ比較表】

  奥行 高さ 本体重量 使用ケージサイズ目安
暖突Sサイズ 14.1cm 19.1cm 2.1cm 0.28kg 45cm水槽程度
暖突Mサイズ 20.4cm 25.4cm 2.1cm 0.4kg 60cm水槽程度
暖突Lサイズ 25cm 40cm 2.1cm 0.66kg 60~90cm水槽程度

使用しているケースのサイズを確認の上、最適なサイズを選択しよう

サーモスタットと併用ができない

サーモスタットとは、”温度調節器”です。サーモスタットが感知した温度が、設定温度より高くなった場合、保温器具を一時的にOFFにしてくれます。温度にナイーブなペットを飼育する際に、このサーモスタットが重宝するわけですが、暖突の説明書には下記のように記載されています。

暖突の説明書を引用

本品には、温度上昇の暴走を防ぐため、過昇防止システム(サーモスタット)がついています。
したがって、外部式サーモスタットの取り付けは、誤作動の原因にもなります。
過昇防止システムはケージ内をお客様各々の異なった希望温度に調整するためのものではありません。
カナパパ
カナパパ

外付けのサーモスタットと併用運用した際は保証しないということですね。

対策としては、飼育ケースが熱くなった際に、カナヘビが涼しい場所を求めて避難できるにしましょう。

飼育ケース半分のみが温まるような位置に、暖突を設置しよう

飼育環境にとっては保温効果が低い場合がある

暖突の効果範囲

飼育環境の条件によっては、暖突だけではパワー不足の場合があります。

例えば

  • 寒冷地に住んでいて室温が低い(15℃以下)場合
  • 飼育ケースが深く、暖突の暖気が生体までとどかない

などのケースです。

飼育ケース上部には暖突、下部にパネルヒーターを仕込むなど、飼育ケースの温度が最低でも20℃前後になるよう調整しよう

まとめ カナヘビを冬眠させないで越冬さえるには「暖突」がオススメ

商品の特徴やメリット・デメリットを踏まえ、暖突をオススメできる方、できない方をまとめます。

オススメできる方

  • 小さいお子さんがいるので火傷・破損するような保温器具が使えない方
  • 冬場でもある程度の室温(15℃以上)の維持ができ、カナヘビをはじめとするペットのために、保温の補完器具を探している方

オススメできない方

  • 暖突の取り付けに自信がない方、現在の飼育ケースを二次加工する自信がない方
  • 寒冷地にお住まいで、1つの本器具でカナヘビを越冬させたい方
  • 徹底した温度管理が必要な種類の生体や幼体の保温器具を探している方

越冬は、カナヘビ飼育においてもっとも難易度の高いイベントです。是非、ご自身の飼育環境に合わせて、最適な保温器具を選択して、カナヘビの越冬に備えてあげてください。

アオカナちゃん

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