- カナヘビを飼い始めたので、飼育本が欲しい!
- Googleで「カナヘビ 飼育本」と検索してみたけど、オススメはどれ?
本記事では、このような悩みを解決します。
飼ったことのない生き物を飼育する際に、誰でも欲しくなる「飼育本」。すでにカナヘビを飼っている方も、最近カナヘビを飼いはじめたばかりの方も、一度は「カナヘビ 飼育本」と検索してみたことはあることでしょう。
実際に私も「カナヘビ 飼育本」と検索し、オススメにあがってきたいくつかの書籍を購入しました。しかし、求めている情報を得ることができませんでした。結論、2022年9月現在、カナヘビに特化した飼育本は存在しません。
なお、私が購入した数冊の書籍は、「”飼育本”としては正直いまひとつ」でした。しかし、見方をかえれば、それはそれで素晴らしい本たちでしたので、本記事で紹介をします。
- 写真絵本『うまれたよ!カナヘビ』レビュー から読む
- 写真絵本『てのひら かいじゅう』レビュー から読む
- 『その道のプロに聞く 生き物の飼いかた』レビュー から読む
- カナヘビの飼育本を求める読者の心理 から読む
カナパパってこんな人
「やっぱり、体系化された書籍で情報を得たい」という方も多いかと思いますので、カナパパブログをカナヘビ飼育本としてご利用ください。
それでは、本題に入っていきましょう。
写真絵本『うまれたよ!カナヘビ』レビュー
「Amazonや楽天ブックスで、こどもが捕まえてきたカナヘビの飼育本を探していると、『うまれたよ!カナヘビ』という飼育本が結果にでてきて、ずーっと気になっている・・・」こんな経験はありませんか?
- すごく気になるけど、2,420円もするのか・・・高いなあ。
- レビューは★4.6だけど、こどもに興味を持ってもらえなかったらどうしよう。
このように思った方もいるのではないでしょうか?
実は、私もこの写真絵本が気になりだして半年間も、手を出せませんでした。
絵本が到着して早々、こどもが「パパー!!郵便屋さんがカナヘビの絵本を持ってきてくれたよ!!読んで読んで♪」とうれしそうな声!実際に読み聞かせしてあげると、相当気に入ってくれたみたいです。購入から3日連続で、寝かしつけの際に「今日もこれ」と持ってきています。
「うまれたよ!カナヘビ」の見どころ
見どころ① カナヘビの魅力的な写真が全ページでみることができる
写真は、事前写真家の関慎太郎さんが撮影されています。関さんは、特にこどもに人気の小さな生き物の撮影に力を入れているようですね。
各ページで使われている写真は、「よくこんな写真取れたな!!!」と思ってしまうほど可愛く、きれいで、見どころをバッチリ抑えています。さすがプロのカメラマンが撮った写真です。
見どころ② カナヘビの生態が理解できる
物語を通じて、カナヘビの生態を理解することができます。内容は、非常にシンプルですが核心を捉えており、小さなこどもでも理解できる内容です。読み聞かせをすることで、こどもと一緒にカナヘビの知識を深めることができますよ。
毎日この本を読み聞かせして育ったこどもは、『将来のカナヘビ博士』になれるかもしれませんね。
非常にオススメできる内容ですが、小学校中学年くらいのこどもには少々物足りない内容かもしれません。ただ、カナヘビが大好きな大人が写真集として持っておくという観点でもオススメな写真絵本でした。
「うまれたよ!カナヘビ」をオススメできる読者
お母さんカナヘビの産卵から、赤ちゃんカナヘビの孵化、日光浴、捕食、冬眠と、大人になるまでの成長の様子が物語になっています。幼稚園~小学校低学年のこどもへの読み聞かせには最適な内容です!
筆者家族もお気に入り!小さい子の読み聞かせに最適!
写真絵本『てのひら かいじゅう』レビュー
『うまれたよ かなへび』がこどもたちに大好評だったことをいいことに、私は数週間後、類似の本である『てのひらかいじゅう』をポチりました。数日後に宅急便で届き、こちらもこどもたちに大人気。
本のテイストは『うまれたよ カナヘビ』と同様に、写真絵本になっています。特長は、ニホンカナヘビ、ニホントカゲ、ヤモリの3種類が登場し、それぞれの見た目の違いを丁寧に解説してくれます。
手足、うろこ、卵の産み方などの3種比較が見どころですね。
『てのひら かいじゅう』の見どころ
見どころ①ニホンカナヘビ、ニホントカゲ、ヤモリの比較
ニホンカナヘビ、ニホントカゲ、ヤモリの3種類が登場し、それぞれの見た目の違いを丁寧に解説してくれます。手足、うろこ、卵の産み方などの3種比較が見どころですね。
『てのひらかいじゅう』をこどもに読み続ければ、
クラスメイト:「あー!!トカゲがいた」
こども:「それはカナヘビだよ。トカゲはうろこがてかてかで、カナヘビはカサカサなんだよ」
とうんちくを語っているシーンが想像できますね。
見どころ②トカゲの仲間の飼い方がイラスト付きで紹介
最後の2ぺージは、トカゲの仲間の飼い方がイラスト付きで紹介されています。
- 見つけ方、近寄り方、捕まえ方、持ち方、飼育に必要な道具
- 卵の管理方法、日光浴、冬眠
と、カナヘビを飼育する上で基本的なポイントを抑えられているので、小学生向けの「基本飼育本」としてはわかりやすい内容だと思います。
『てのひらかいじゅう』をオススメできる読者
カナヘビ・トカゲ・ヤモリの、「ウロコ」や「手のひら」、「産卵」など体の特徴が分かりやすく比較されています。小学校低学年~中学年の、爬虫類好きなこどもへの読み聞かせには最適です!
『その道のプロに聞く 生き物の飼いかた』レビュー
『その道のプロに聞く 生き物の飼いかた』の見どころ
残念ながら、カナヘビの飼育方法については見開き2ページしかありません。しかし、この本のすごい点は、45種類もの生き物の飼い方が紹介されていることです。
「メダカ」「カマキリ」「カエル」といった私たちに身近な生き物から、「サソリ」「タランチュラ」「ベルツノガエル」といった非日常を感じさせるエキゾチックな生き物の飼い方まで分かります。
我が家は、カナヘビ以外にも、レオパ、カブトムシやクワガタ、ハムスターなども飼育しており、この本1冊あると飼育方法の基礎が分かり、助かっています!!
ただし、多くの生き物の飼い方が書かれている分、細かに飼育方法まで追及されていない点は注意です。
『その道のプロに聞く 生き物の飼いかた』をオススメできる読者
上述した通り、広く浅い飼育本です。1種類の生き物について深く知りたい方にはオススメできません。
カナヘビの飼育本を求める読者の心理
カナヘビの絵本や図鑑が見たいわけでも、他の生き物の飼い方が知りたいわけでもなくて、もっと実用的な、飼育に特化した本が欲しいんですけど・・・。
そうですよね!アオカナちゃんは、まさに本記事にたどり着いた読者さんの心理を代弁してくれました!!
私も「カナヘビ 飼育本」と検索をして購入した本は、残念ながら私が求めている内容ではありませんでした。そこで、同じ悩みをもっているカナヘビ飼育者に向けて、「カナパパブログ」の運営を開始したのです。
記事もたくさんあるので、カナヘビ飼育でよくある悩みの道しるべにしてください。
よくある悩み① エサの与え方
カナヘビを初めて飼育する方が確実にぶち当たる壁は「エサ」でしょう。下記のような「エサ」の悩みから、飼育本を探す飼育者さんも多いのではないでしょうか?
- カナヘビのエサに何をあげてよいかわからない
- エサの量や頻度はどうしたらよいかわからない
- 捕獲してきたカナヘビがエサを食べない
- いつも与えていたエサを食べなくなってしまった
- 虫が苦手で、もう生きエサを管理することに限界を感じている
- エサの捕獲が大変、でも人工エサはたべない
カナヘビを飼う場合、エサの悩みが絶えませんよね・・・。
大丈夫!!私も上記の悩みをすべて体験し、思考錯誤しながら解消!!その解決策を記事にまとめています。
エサの悩みは、特に下記の2記事が特に参考になると思います。
お悩み解決記事一覧
よくある悩み② 飼育環境の立ち上げ方
捕まえたカナヘビが、エサを食べてくれて一安心。次に飼育者を悩ませる種は、飼育に必要な道具でしょう。カナヘビを長期的に飼育するために必要な道具は複数あるのですが、爬虫類用の飼育道具は種類も多く専門用語ばかり、飼育初心者さんを本当に悩ませます。
- カナヘビが活動できる、ある程度の広さが確保できる飼育ケース
- 水入れ
- 誤飲しづらい床材
- 隠れ家
- 紫外線(UV-B)ライト
- 保温器具 など
いきなり専門的な道具の紹介をされてもよくわからないですよ!!
安心してください!カナヘビ飼育に必要な道具と、私がオススメする商品をまとめて下記記事で紹介しています。
お悩み解決記事一覧
よくある悩み③ 繁殖方法・卵の管理方法
カナヘビ飼育には慣れてきたので、そろそろ赤ちゃんカナヘビの飼育にチャレンジしたい。しかし、「なかなか卵が孵らなくて困っている」といった飼育者も多いことでしょう。
私も、オスメスのカナヘビをつがいで飼育している6ヵ月も卵を産んでくれず、せっかく卵を産んでもすぐに萎んでカビが生えてしまう、といった経験に苦しみました。
少しでも多くのカナヘビ飼育者に、赤ちゃんカナヘビを飼育する楽しさを味わっていただきたい
そんな思いから、卵の管理に関する記事は数多くまとめています。
お悩み解決記事一覧
よくある悩み④ 病気の予防法・病気になってしまったら
長期的に生き物を飼育していると、元気がなくなったり様子がおかしかったりしますよね。カナヘビも同様、誤った飼育方法を続けては、すぐに病気になってしまいます。カナヘビの病気でよくみられるのは「脱皮不全」と「クル病」です。
下記記事で原因と対策をまとめていますので、あらかじめ知識をつけておくことをオススメします。
お悩み解決記事一覧
まとめ カナヘビの飼育本の代わりに「カナパパブログ」はいかがですか?
本記事のまとめです。
検索エンジンに「カナヘビ 飼育本」と検索すると、オススメの書籍がトップ欄に並びます。しかし、飼育者さんの悩みを解決できる書籍とは、おそらく出会えないでしょう。実際に私も、カナヘビの飼育本を求めて下記の本を購入しましたが、いずれも求めている内容ではありませんでした。同じ悩みをもつ飼育者さんに向けた道しるべを作りました。
しかし、カナヘビを愛する親子にとってのコミュニケーションツールと割り切れば、いずれも良本です。
- 写真絵本『うまれたよ!カナヘビ』
- 写真絵本『てのひら かいじゅう』
- 『その道のプロに聞く 生き物の飼いかた』
絵本での寝かしつけや読み聞かせに「カナヘビ」を持ち込みたい、カナヘビLOVEなママパパさんは、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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