カナヘビ飼育で必要のない飼育用品を教えて!
![カナパパ](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2021/03/kanapapa_icon.jpeg)
「カナヘビ向けの飼育用品」として販売されている商品を見たことはありますか?
![アオカナちゃん](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2022/01/EABB2A91-7595-4310-A004-A775503F4C3D-e1643681595122.jpg)
言われてみれば、カナヘビ専用の飼育用品をみたことないですね・・・。
おそらく「カナヘビ向けの飼育用品を見たことがある」という方は、一人もいないでしょう。
カナヘビ飼育者は、無数にあるペット用の商品の中から試行錯誤しながら「カナヘビにも使える商品」を組み合わせ、アレンジしながら飼育されているでしょう。
![カナヘビの飼育レイアウトに使う商品](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2023/02/097F1F70-9937-4DAE-9FE0-A8344098CA26.jpeg)
![カナヘビも食べる人工餌](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2023/02/1BD9CEC3-DEB9-450F-8270-D7A555BE275C.jpeg)
しかし、なんの知識もなく好奇心で飼育用品を購入してしまうと、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになります。
カナヘビ飼育をはじめ早3年、私も様々な飼育用品を利用してきました。中には「この商品、カナヘビ飼育には合わないな」と思ったものもたくさんあります。本記事では、『カナヘビには不要と感じた飼育用品4選』をお伝えします。
本記事を最後まで読めば、カナヘビを飼育する上は無駄な買い物をすることがなくなります。
![カナパパ](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2021/03/kanapapa_icon.jpeg)
記事内で紹介されていない商品で「カナヘビ飼育には向かなかった」というモノがあれば、是非コメント欄に書き込んで見てください!有益な情報をシェアしあえて、みんなハッピーになります。
本題に入る前に補足です。
本記事で紹介する商品は、「カナへビを飼育する上は、使い勝手が悪かったり、過剰だったり、我が家の状況的に合わなかった」という視点でまとめています。
カナパパってこんな人
![](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2022/04/image-1.jpeg)
マイクロインフラレッド
![](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2021/12/mycro-infrared-top-1024x538.jpg)
1つ目の商品は、ゼンスイさんの「マイクロインフラレッド」です。特徴は、生体から見えに くい赤色の光により、活動サイクルを妨げず、昼夜問わず保温できるという点です。
![](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2021/12/75D07BE1-88E5-4B6B-8A0D-D965AA7A8065-1024x768.jpeg)
24時間つけっぱななしで保温はできない
![アオカナちゃん](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2022/01/3339A22B-1D9E-49C4-A615-71DDFDE8E0DE-e1662721613685.jpg)
昼夜とわずに使えるのに、なんで不要なの?
昼夜を問わず使えるのであれば、「24時間つけっぱななしで保温したい」と思う方もいるのではないでしょうか?
「マイクロインフラレッド」の商品説明欄を見えみると「照射時間目安が12時間」とありました。また注意書きに、「上記時間以上の連続使用はおやめください。思わぬ事故につながる恐れがあります」とのこと・・・。
要は、昼夜問わずには使えるものの、昼夜連続では使えないということです。
仮にマイクロインフラレッドを夜の保温で使う場合、
昼)
灯具①:紫外線ライト
灯具②:バスキングライト
夜)
灯具①:マイクロインフラレッド
といったように、マイクロインフラレッドを照射するタイミングでライトを付け替えるか、灯具を3つ用意する必要が出てきます。
24時間連続で使える保温器具
![カナパパ](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2021/03/kanapapa_icon.jpeg)
ライトの付け替えを毎日行うのは、正直めんどうですよね?
毎日朝晩、ライトの付け替えができるマメな方以外は、夜間の保温は、
- GEX:ヒーティングトップ
- みどり商会:暖突
といった商品がよいでしょう。
いずれの商品も遠赤外線で生体を温めるタイプの保温器具です。光を発さず、昼夜問わず利用できます。また、連続使用もできますよ。
私は保温に暖突を利用していますが、夏場を除き、かれこれ2年以上連続で利用していますが壊れる様子はありません。
![カナパパ](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2021/03/kanapapa_icon.jpeg)
飼育環境全体をじんわり温めてくれるため、夜間の保温にも適していて気に入っています。
海外製のUV-B紫外線ライト
灯具と一体型で安価な紫外線ライト
2つ目に紹介するのは、外国製のUV-B紫外線照射用のライトです。種類は複数ありますが、灯具と一体型にもかかわらず3000円前後という格安価格で販売されています。
![アオカナちゃん](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2022/01/4D601213-BEE8-4345-AC97-A2D09E91BB2C-e1643681905204.jpg)
紫外線ライトって高いので、3000円で買えるなら安いです。
![カナパパ](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2021/03/kanapapa_icon.jpeg)
カナヘビを飼育し始めたばかりのころは、私も安価な紫外線ライトを使っていました。しかし、紫外線量を測定検証するYOUTUBE動画を見て、ほとんど紫外線量が出ていないという衝撃の事実を知ったのです。
「もう買い物に失敗はしたくない」という想いから、長寿命でかなりの量の紫外線が照射される「マイクロUV LED」に切り替えました。
![マイクロUV LEDで日向ぼっこするカナヘビたち](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2023/02/6B3895AE-54AA-48CC-B28B-5D09713F24DA.jpeg)
このライトは8000円程度しますが、長期的にみるとコスパがよく、カナヘビ達も健康に飼育できておりオススメです。マイクロUV LEDについては、別記事でレビューやメリットを解説しています。
![](https://m.media-amazon.com/images/I/51z4NdFzuLL._SL160_.jpg)
爬虫類・植物用加湿器「Fog」
![](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2021/11/9BEC46CE-A76E-419A-87A9-3563FA06DA91-1024x768.jpeg)
爬虫類は、乾燥した環境で飼育していると、うまく脱皮できません。これを、「脱皮不全」と言いますが、脱皮不全が酷いと、目が空かなくなってしまったり指が損傷したりしてしまいます。
脱皮不全の対策には、日々の保湿対策ですが、手っ取り早いのは「霧吹き」ですね。
![霧吹き](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2023/02/B5F42C5B-0A65-4417-B99C-679B63D4D556.jpeg)
しかし、霧吹きだけだと、
・すぐに乾燥してしまう
・多湿な生き物を飼育する時に物足りない
など少々物足りないですよね。
FOGは保湿力が高すぎた
我が家でも、乾燥対策と好奇心から「FOG」を使ってみましたが、カナヘビ飼育に「FOG」は少々過剰な乾燥対策だったと感じました。「Fog」の保湿力は抜群で、動作させて2分、湿度40%⇒60%、さらにつけ続けると、80%までいってしまいました。
![](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2021/11/532F4550-0B33-4D04-B655-2894D47A0D92-1024x768.jpeg)
脅威の保湿力ですが、カナヘビは40~60%の湿度が良いといわれていますので、少々過剰です。
FOGを使う手順が少し面倒
![FOGの利用手順](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2023/02/4A04464A-605D-49DB-9B66-C3794075C72D.jpeg)
また、取付・設置自体はシンプルなのですが、
- 水を入れる
- 組み立てる
- 設置する
- 保湿が終わったら、FOG本体を乾燥させる
これらの工程を毎日実施することがズボラな私には合わなかったようです・・・。
以上、脅威の保湿力を誇る「FOG」ですが、カナヘビ飼育には少々過剰な乾燥対策でした。しかし、多湿植物をアクアテラリウムで育成されている方にはオススメできますよ。
FOGに興味がある方は、レビュー記事も書いていますので、参考にしてみてください。
デュビア
最後に紹介するのは、「デュビア」です。
![カナパパ](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2021/03/kanapapa_icon.jpeg)
デュビア関連のお仕事をしている方、本当にゴメンナサイ!!!!
![ディビア](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_8960-edited.jpg)
ディビアは他の生き餌よりも管理が簡単
「デュビア」は爬虫類の生き餌として販売されることが多い昆虫の1種です。爬虫類界隈では有名で、カナヘビを飼育している方であれば、1度は「デュビア」というキーワードを聞いたことがあるのではないでしょうか?
![アオカナちゃん](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2022/01/3339A22B-1D9E-49C4-A615-71DDFDE8E0DE-e1662721613685.jpg)
デュビアって生き餌としてすごく有名で、カナヘビも食べるんじゃないですか?
実は、コオロギと比べデュビアは丈夫でおとなしく、鳴くこともありません。ストックしておくのも簡単で、爬虫類初心者にオススメされることが多かったりします。
![ディビアを食べるカナヘビ](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2023/02/IMG_8965.jpg)
デュビアのアレルギーで体調不良に
そんなデュビアを、なぜ不要と感じたのかというと、アレルギーが発症したからです。
生き餌としてデュビアを購入した日から、家族の様子が一変したのです。特に妻の体調が悪化し、くしゃみや鼻水が止まらなくなりました。
![カナパパ](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2021/03/kanapapa_icon.jpeg)
「デュビアの糞にはゴキブリアレルギーがある」という情報を見つけ、同様の情報発信をしている方も非常に多いことに気づきました。
室内で保管していたデュビアを外に出した途端、くしゃみや鼻水が治まり、アレルギー疑惑が確信にかわりました。すべての方が同様の症状が出るわけではありませんが、ハウスダストアレルギーなどを持っている方は、特に注意が必要です。
生餌さとして非常に優秀なデュビアですが、アレルギーが発症すると悲惨です。「ディビアを管理しだしてから体調が悪い」という方、一度別の生き餌を検討してみてはいかがですか?
まとめ
『カナヘビには不要と感じた飼育用品4選』をお届けしました。
本記事は、3年前にカナヘビを飼育しだした我が家の主人に是非見てもらいたいですね。もちろん、これからカナヘビを飼い始める人、飼い始めたばかりの人に、1人でも多く届いてくれたら嬉しいです。
![](https://search-of-a-freedom-life.com/wp-content/uploads/2022/01/49A4ECFC-BF6D-42FC-BEA2-EDAE7EB92DC5-e1664172530346.jpg)
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