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アオカナヘビ飼育1か月間における奇跡の回復劇【諦めたら試合終了】

カナヘビが弱ってしまって死にそう・・・。もう飼い主にできることはないの?

カナパパ
カナパパ

本記事では、このような苦悩に対する、私の実体験を記します。

我が家では、2022年12月にアオカナヘビペアをお迎えしました。ところが、下記の様々なトラブルが起きてしまったのです。

アオカナヘビをお迎えして起きたトラブル
  • ニホンカナヘビとの大喧嘩によるストレス
  • いきなりの下半身不全による衰弱
  • 拒食による強制給餌

特に下半身不全を起こしたアオカナヘビ♂は、今にも死んでしまいそうにまで弱ってしまいました。

詳細は別記事で紹介しています。

カナヘビ飼育者であれば、飼っているカナヘビが体調を崩してしまった際、「もう回復は難しい・・・。」と気落ちしてしまった経験が、1度はあることでしょう。

私も、カナヘビ飼育アオカナヘビペアをお迎えした際の度重なるトラブルで、「もしかして、このまま育てることは難しいのかな・・・。」と落胆してしまいました。

しかし、あきらめずに看病し続けた結果、奇跡の回復を見せたのです。

カナパパ
カナパパ

1か月たった今では、自ら捕食できるまで回復しました。

是非、本記事をご覧いただき、体調を一度崩しても、無事に立て直すこともできるという期待を持っていただきたいです。

カナパパってこんな人

それでは、本題にはいっていきましょう。

目次

下半身不全により死にかけたアオカナヘビが見せた奇跡の回復

お迎え直後、アオカナヘビ♂に下半身不全が襲います。下半身がほとんど動かなくなり、次第に弱っていきました。

私も気が滅入ってしまいましたが、あきらめずに手のひらとバスキングライトで保温すること10分。なんと体調は回復!!

下半身不全から約1か月が経ちますが、経過は順調です。下半身不全が再発することもなく、今日に至っています。後遺症もなく、元気にケージ内を歩き回ったり、人工水草をジャンプして移動したりと、元気な姿を見せてくれます。

過去に下半身不全を起こしたカナヘビとの共通点は “冬” のお迎え

実は、我が家では過去にもアオカナヘビをお迎えしたことがあります。お迎えして1週間程で、アオカナヘビ♂は急な下半身不全を起こし、そのまま1時間後、息を引き取りました。

下半身不全の理由は、全くわかりません。

過去の不幸と今回のトラブル、共通点としては「お迎えしたのが冬だった」ということがあります。

隙間風や外気が一時的にアオカナヘビに触れてしまい、寒暖差のショックから、下半身不全を起こしたのでは?という仮説です。

「カナヘビが下半身不全を起こした」という事例はあまり聞きませんが、冬にブリーダーの方からカナヘビをお迎えした際は、冷気に触れさせることがないようにしましょう。もし下半身不全が起きた場合、すぐに体を温めてみてください。

拒食で弱ったアオカナヘビ♀は食欲旺盛に

お迎え直後、拒食が酷かったアオカナヘビ♀。お迎えして1週間ほど、一切エサを食べてくれませんでした。体色もくすんできたため、見るに見かねて、負担のかからない方法で強制給餌を試みました。

アオカナヘビ♀の拒食の原因

アオカナヘビが拒食を起こしてしまった原因を、考えられる範囲で書き出してみました。

  1. 急な環境変化
  2. ニホンカナヘビに噛まれたことによるストレス
  3. 生きエサとして与えたフタホシコオロギが大きく恐怖心をいだいてしまった New!!

以前の記事で紹介した「急な環境変化」と「ニホンカナヘビに噛まれたことによるストレス」に加え、生きエサが大きく恐怖心をいだいてしまったことも原因だったかもしれません。

拒食の原因は、エサの大きさや種類

お迎えしたアオカナヘビたちは野生で捕獲した個体だったため、人工エサより生き餌のほうが良いと判断。フタホシコオロギのSMサイズを用意しました。

フタホシコオロギのSMサイズ
フタホシコオロギのSMサイズ

大きすぎて怖いのか、怯えて逃げる始末。半分に切って与えたところ、興味は示すものの食べてくれませんでした。
もしかすると、大きいフタホシコオロギに恐怖心をいだき、食べなかったのかもしれません。

恐怖心をなくすため、かなり小さいサイズ、かつ異なる種類の生きエサとして、ヨーロッパイエコオロギのSSサイズを調達してきました。

ヨーロッパイエコオロギのSSサイズ
ヨーロッパイエコオロギのSSサイズ

結果は良好!オスもメスもちゃんと食べてくれています。

アオカナちゃん
アオカナちゃん

食欲が回復してくれてよかった!

カナパパ
カナパパ

もし、お迎えしたばかりのカナヘビが拒食をしてしてしまったら、エサの種類や大きさにも工夫してみてください。

アオカナヘビ本来の鮮やかな体色や俊敏な動きに

アオカナヘビペアをお迎えして1か月が経ちますが、お迎えしたばかりのころとは比べ物にならないほど、鮮やかな体色になりました。

人工水草の間をジャンプする、俊敏な動きも見せてくれる様にもなり、一安心です。

体調を崩したアオカナヘビが徐々に回復してくれた理由は、2つです。

栄養バランスが整ったエサを与えるように考慮した

昆虫エサを主とする場合、人工餌と比べ栄養が偏りがちです。

ハニーワーム

拒食解消のきっかけとなったハニーワームは、嗜好性は高いですが、同時に脂肪分も高いエサです。与える際には、カルシウムパウダーをまぶしてから与えるように工夫しました。

ヨーロッパイエコオロギ


ヨーロッパイエコオロギは、タンパク質は豊富ですが、爬虫類の成長や病気予防に必要なカルシウムが少なく、カルシウムの吸収率を悪くするリンが多く含まれています。不足しがちなカルシウムやビタミン・ミネラル類をサプリメントで添加しました。

カナヘビは、栄養バランスの悪いエサを与え続けたり、拒食して栄養が不足すると、次第にカナヘビの体色はくすんでしまいます。本来、鮮やかな緑色をしているアオカナヘビは、特にくすみがわかりやすく現れます。

拒食でくすみ気味なアオカナヘビ

アオカナヘビが健やかに暮らせるように飼育環境を整えた

上記の飼育環境の立ち上げ方はこちら

エサと合わせて、飼育環境も重要です。特に、良質なライト類は必須でしょう。

  1. カナヘビが体を温められるようなバスキングスポットを作れる「バスキングライト」
  2. 体内でのビタミンD3を合成を促進する「UV-Bライト」

上記2種類のライトがあって、初めてカナヘビを健やかに飼育できるのです。

まとめ カナヘビが死にかけてももあきらめないマインドを

カナヘビは、体も小さく、一度体調を崩すと回復は難しいのは事実です。

しかし、正しい飼育環境の中で、飼い主があきらめずに世話をしてあげることで、救える命があるのです。実際に、我が家のアオカナヘビペアも、あきらめずに世話をすることで九死に一生を得ました。

ここまで記事を読んでいいただいた皆さんであれば、飼育しているカナヘビが体調を崩しても、あきらめずに試行錯誤していただけると核心しています。

本記事のまとめ

カナヘビが下半身不全を起こしたら、体を温めてあげよう
カナヘビが下半身不全を起こした例はあまり聞かず、効果的な対策は未知数です。我が家のアオカナヘビは体を温めることで回復したので、もし同じような状況になった時には試してみてください。
拒食を起こしたら、エサの大きさや種類も変えてみる
拒食の原因が、生きエサへの恐怖心ということも考えられます。
カナへビが食べられるサイズであったとしても、さらに小さく、別の種類のエサを試してみましょう。

あきらめず世話をしてあげると、奇跡がおこります。カナヘビが体調を立て直した奇跡の体験を、コメント欄などでシェアしあってもらえると嬉しいです。

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